医院名 | 網本内科消化器科医院 |
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院 長 | 網本 達也 |
住 所 | 〒738-0025 広島県廿日市市平良2-10-37 |
診療時間 | 9:00~12:30 14:30~18:00 水曜・土曜 午後休診 日曜・祝日休診 |
TEL | 0829-34-3434 |
肝臓の病気で代表的なものは、A型肝炎、B型肝炎、C型肝炎、脂肪肝、アルコール性肝障害があり、最近注目されているものとして非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)が挙げられます。
B型肝炎やC型肝炎は慢性肝炎の状態となった場合(C型肝炎の慢性化率は70~80%)には肝硬変、肝がんへと進行する可能性があります。
また、アルコール性肝障害やNASHも肝硬変、肝がんへと進行する可能性が指摘されています。
肝臓の病気は進行するまでほとんど症状のないことがよくありますので、一度は検査を受けることをお勧めします。
B型肝炎、C型肝炎は血液検査で診断できます。
慢性肝炎、肝硬変の場合はさらに詳細なウイルスの血液検査や腫瘍マーカーを測定し、腹部エコーやCT、MRIなど画像診断を行います。
これらの検査は、肝炎の治療方針を決めると同時に肝がんをできるだけ早期に発見するために行います。
当クリニックでは一般的な血液検査から詳細な血液検査、腹部エコーを行って診断および治療方針の決定をしており、CTやMRIは検査可能な医療機関へ依頼して実施します。
B型慢性肝炎の治療には抗ウイルス薬(核酸アナログ製剤)の内服やインターフェロンの注射があります。その他に肝庇護薬よる治療があります。
C型慢性肝炎に対しては、副作用の強いインターフェロンの注射に代わって12週間の抗ウイルス薬の内服による治療を行い、治療を受けると約95%の方に効果(C型肝炎ウイルスの消失)があります。
非常に高価な薬ですが広島県のウイルス性肝炎治療費助成制度が利用できます。(月額1万円又は2万円の自己負担額で済みます)
いずれの治療も当クリニックで行っております。